利用規約にまつわる小話

 ソフトウェアやインターネットサイトに表示されている利用規約。結構重要なことが書かれているのに、基本的に誰も見ていないようで、海外のとある企業が、インストール時に表示する長い規約文章の最後に「この文章をごらんになった方には2000ドル差し上げます」と記述したところ、実際に申請した人は1人だけだったという笑い話があるくらいです。

 こちらは、ブログサイト「GIGAZINE」の話題にあったのですが、インターネット検索サイト「Google」の利用規約には「ユーザーがGoogleと拘束力のある契約を締結する法定年齢に達していない場合、本サービスを利用することはできません」と記載されており、日本の法律に厳密に照らし合わせれば、20歳未満のユーザーはGoogleのサービスを利用することは禁止と言うことになります。

 最後に利用規約に明記されていますが、誰も知らないMicrosoft Officeにまつわる得する話をひとつ。マイクロソフトは企業向けのライセンスも提供していますが、そのライセンスを購入している会社の社員であれば、3000円くらいの実費で、会社のパソコンにインストールしているOfficeの同じエディションを家のパソコンに分譲してもらうことが可能です。詳しくはあなたの会社の経理課(オフィスのライセンスを管轄している部署)に尋ねてみましょう。
2008/03/29