TNKソフトウェア的オーディオミキサー自作方法

iPodの音楽とパソコンの音声出力など、複数のアナログオーディオ出力をひとつのスピーカーで聴くための装置をパッシブミキサーと言いますが、既製品はDJ用の高価なものしかありません。ならばということで、インターネット上の情報を元にステレオパッシブミキサーを自作してみました。私の場合は3つの入力を合成し、スピーカーとヘッドホンへの出力をスイッチで切り替えるモデルを作っています。価格は目安です。ちなみに電子パーツは日本橋のシリコンハウスで、ワイヤーストリッパーはカインズホームで600円で買えました。

用意するもの:
カーボン抵抗4.7KΩ(黄紫赤金:1個5円)
可変抵抗2連A型50KΩ(1個130円)
ボリュームつまみ(1個40円)
9Pトグルスイッチ(ON-ON)(MS-500M)(1個260円)
3.5mmステレオジャック(MJ-073H)(1個60円)
導線ケーブル(様々な色が入っている、2mのセットで400円)
外箱(100均ショップで塩ビ製の3個100円)

設計図がこちら。
見づらくなるので、入力側は2個にしていますが、枝分かれの部分を増やすことで3つ以上の入力が可能になります。黄色いのが抵抗、四角いのがジャック、丸いのが可変抵抗、小さな四角が九個あるのがスイッチです。

そして完成したのがこちら。
ボリュームは右に回すと抵抗値が大きくなるため、右に回すと音が小さくなるのに注意。
2013/09/02