パチもんのXbox 360ワイヤレスゲームレシーバーを使ってみた

 Xbox 360用のワイヤレスコントローラーをウィンドウズパソコンで使えるようにする「Xbox 360 Wireless Gaming Adapter」。マイクロソフトではすでに生産を終了していることもあり、純正品はプレミア付きで3000~5000円で取引されています。

 でも、すでにワイヤレスコントローラーは手元にあるし、同じものが2個あっても……というのであれば、互換のレシーバーを使ってみるのはいかがでしょうか。

 Amazonでは送料込みで2000円位で購入できることがわかります。で、管理人はこのアダプターを実際に購入したのでレポートをしたいと思います。

 パッケージの裏にある貧相なCDにはマイクロソフト社のレシーバーソフトウェアと同一のものが入っています。

 レシーバーの裏側、ホログラムが貼ってありますが、文字や記号らしきものは刻印されていません。互換機というよりはパチもんに近いか。

 USBポートに接続してみても正常に認識されないため、手動でインストールしなくてはいけないようです。

 まずはドライバーのインストール。マイクロソフトのサイトより純正のユーティリティーソフトウェアをダウンロード・インストールします。

 次にデバイスマネージャーを開き、問題のアイコンを右クリックして表示されるメニューより「ドライバーソフトウェアの更新」を選択します。すると、ウィザード画面が表示されるのでまずは下の「コンピューターを参照して……」をクリックしてください。

 次の画面では「コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から……」をクリック。

 デバイスの種類では「すべてのデバイスを表示」を選択して「次へ」ボタンを押します。

 「ディスク使用」をクリック。

 インストール画面が出たら右下の「参照」をクリックします。

 ファイル選択ウィンドウが開いたら「system32」フォルダ以下にある「xusb21.inf(※ドライバーのバージョンによっては数値が変わる場合あり)」を選択します。

 ハードウェアの一覧が表示されるので、この中から「Xbox 360 Wireless Receiver for Windows」を選択します。

 これでインストールは完了。Windows 7の64bitでもばっちりゲームで動かすことができました! ちなみにコントローラーとレシーバー間のペアリング作業は純正レシーバーでの操作方法と同じです。

 Windows 10での導入にはひと手間が必要です。くわしくは「パチもんのXbox 360ワイヤレスゲームレシーバーをWindows 10 Ver 2004で使ってみた」をご覧ください。
2010/02/01