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マイリーディングモード(ブラウザ拡張)

 マイリーディングモードはHTMLのフィルタリングを行うGoogle Chrome、Firefox、Microsoft Edgeに対応するブラウザ拡張です。既存の広告ブロックツールは、主にブラックリスト方式を採用しているため、日々更新される広告情報のデータベースがブラウザのリソース(メモリー消費やCPU稼働率)の圧迫の原因になってきています。また、それらのツールが導入されたブラウザでは、不快なメッセージを意図的に表示したり、操作を全くできなくさせるスクリプトを実行するサイトも珍しくありません。

 マイリーディングモードはホワイトリスト方式によるフィルタリングを行います。あらかじめ頻繁に訪れるサイトの本当に読みたい箇所だけを指定しておくことで、無駄な要素のない、快適なブラウジングをお楽しみいただけます。


- 基本的な使い方 -
 ブラウザ拡張が正しく導入されると、メニューにオプションの項目が表示されます。
 まずはリストで表示させる名称と、フィルタリングしたいURLを指定します。ワイルドカードも使用できますが、ワイルドカードが存在せず、かつ最後の文字がスラッシュ(/)であれば、これ以下の階層すべてに、この定義が適用されます。
 スクリプトの実行を許可するかどうかの細かい設定が行えます。除外指定が無ければ、外部スクリプトはダウンロードする前にすべてブロックします。ウェブ広告の大半は専用のスクリプトが不可欠なため、ほとんどの広告をブロックすることができ、通信量や消費電力の削減に役立ちます。例外も指定できますが、時間差で実行するスクリプトなど、ページ構成によっては正しく反映されないこともあります。
 Webウィジェットには、サービスに関連するスクリプトの定義があらかじめ組み込まれています。YouTubeの埋め込み動画は再生させたいときなどにチェックしてください。また、インラインスクリプトは「<script>var n = 0;</script>」のように、直接内部で実行されるスクリプトを指します。

「標準のコンテキストメニューを強制する」にチェックが入ると、ページを右クリックしたときなどに、対象のページの本来の処理(右クリックメニュー禁止など)を無視し、ブラウザ標準のメニューが表示されるようになります。

 ブラウザ標準のリーディングモードでは黒い文字と画像のみと、味気ない構成になりがちですが、マイリーディングモードはスタイルシートを許可することで、ウェブページの持ち味を活かしたレイアウトで記事を読むことができます。
 レイアウトの項目において、「単一ページ」以外にチェックを入れると、フィルタリングされた文章は複数のカラムに振り分けることができるようになります。ただし、カラムの作成や振り分けの処理により、処理が完了するのに単一ページに比べて時間がかかるようになる点にお気をつけください。URLパラメーターに対応しているサイトでは、独自の検索バーを経由することで、すぐに目的のコンテンツに飛ぶことが可能です。
 「対象の要素」の右隣にあるボタンをクリックすると、フィルタリングの設定が行えます。対象のクラスやID、特定の文字列を持つタグを検索するのが基本となります。対象がどのIDやクラス、タグを持っているかは、ページソースの表示や開発者ツール(F12キー)から確認ができます。……が、HTMLの知識が無いからといってここで諦めるはお待ちください。
 「対象のサイト」にURLを入力済みであれば、「ページから対象を選択」ボタンが有効になります。このボタンをクリックすると、新規タブが開き、そのタブ内でウィザードモードが有効になります。このモードはタブを移動したり、ページを再読込しない限り有効です。

 ウィザードモードではマウスカーソルの下にある要素が水色の枠で囲まれます。この部分を抜き出したいのであれば、そこでクリックします。すると、詳細ダイアログが表示されるので、要素の範囲の変更(+と-キーが使えます)や、定義の選択を行ってください。特に事情が無ければ、一番上のチェックのままで決定するのが良いでしょう。OKボタンを押すと、設定ページが表示されている他部に戻り、内容がダイアログに反映されます。
 
 追加要素の中にある要素に対しての分別は「フィルターの追加」より行えます。フィルター設定ダイアログからでウィザードモードを起動すると、現在の設定によってふるいがかけられた状態のページが表示されます。「文字列を含む」では、要素内に指定されたテキストが含まれるようであれば、フィルタリングの対象となります。ただし、テキストの出現箇所によっては、ほかのタグもまとめてフィルタリングされることがあるのでご注意ください。
フィルタリングの挙動は以下の通りです。 定義の設定が一通り終わったら、最下部にある「定義の追加/更新」ボタンを押します。リストに同じ対象URLがなければ追加に、そうでなければ既存の項目が上書きされます。

 ほかの方が作った定義を使うという手法もあります。左上のメニューのインポートツールを使って所定のテキストを読み込めば、すぐにリストに追加されます。
 逆にリストにある情報をテキストとして出力する「エクスポート」も提供しています。ブラウザのセキュリティ上の理由により、直接ファイルに書き込むことはできませんが、表示されたテキストをコピーしておくことで、ほかの環境で定義を使い回すことができます。なお、Shiftキーを押しながらボタンをクリックすれば、現在編集中の項目のみを出力できます。

 リストに登録されると同時に、設定は自動で保存されます。早速対象のページを開いてフィルタリングの効果を確認してみましょう。広告ブロックツールを導入しているのであれば、対象のURLを除外しておくと、フィルタリングの競合による不具合が生じるリスクが減少します。もし、リーディングモードを一時的に無効にして、本来のコンテンツを表示したいのであれば、右クリックメニューより「フィルターを適用せずに再読込」を選択してください。

- まずは試してみよう -
 こちらのリンク先にテストページを用意しています。このページにある案内を参考に拡張の設定を行えば、どのように動作するかがおわかりいただけるでしょう。ブラウザ拡張はこちらよりダウンロードできます。
- カンパをお願いします -
 このブラウザ拡張は無料で配布するとともにソースコードを公開し、どなたでも内容を精査することができるようにしています。そのため、収入を得る手段は皆様の善意に限られてしまいます。余計な情報がうっとおしいからこの拡張を導入したのに、収入のための広告を勝手に挿入したり、報酬をもらって広告の規制を緩和するなどの矛盾した行為はしたくありません。このソフトを気に入っていただけたのなら、いつでも何度でもよいので、皆様のご寄付をよろしくお願いいたします。
- ブラウザ拡張の入手 -

ソースコードのダウンロード(MIT Lisence)

- Microsoft Edgeでの注意事項 -
Microsoft Edge拡張は、ストアアプリへの一般公開がまだ実装されていないため、Edgeに最適化したソースコードを直接配布しています。Edgeでお使いいただくには、開発者モードにする必要がございます。
  1. ダウンロードしたzipファイルを任意のフォルダーに展開
  2. Edgeのアドレスバーに「about:flags」を入力
  3. 一覧より「拡張機能の開発者向け機能を有効にする」にチェックを入れる
  4. 右上のオプション(…)より「拡張機能」を選び、「拡張機能の読み込み」より、ダイアログより「manifest.json」のあるフォルダを指定する