これまでのショートアイデアノートをお使いの方へ
リニューアルしたショートアイデアノートは、これまでのショートアイデアノートのデータと互換性はありませんが、
移行ツールを使うことで、オリジナルのデータを極力保持した状態で移行することができます。
データの移行に関しては下記の点にお気をつけください。とくにメディアファイルに関しては、タブレットやスマートフォンなどでの使用も想定しているため、ファイルアクセスの制限が厳しくなっています。
- ワンポイントイラストは、「アイコン」としてデータベース内部に保存されます。アイコンは長方形のサイズも指定できるようになっています。
- 「ジャンル」はなくなりました。代わりに「短文」の「候補を表示する」のオプションを使用します。
- インターネット・メールリンクは「短文」として扱われます。
- フォントはシステムの標準フォントか、「IPAmj明朝」のどちらかを使用することになります。
- エディタのオプションは「空白文字の可視化」と「行番号」が共通で適用されます。
- カード内リンクは削除されます。
- スタートテキストは削除されます。
- マスコットは適用されません。
- 原則として、画像ファイルは「ピクチャ」フォルダーから、映像ファイルは「ムービー」フォルダーから、音声ファイルは「ミュージック」フォルダーから参照されます。メディアファイルはこれらのフォルダーか、外部ストレージの「ShortIdeaNote」フォルダ以下に移動する必要があります。
- 原則としてデータベースに記録できるローカルファイルは「jpg」「png」「mp3」「mp4」の4種類のみとなります。オンラインストレージにあるファイルはこの限りではありません。
- あいまい検索のオプションはなくなり、常に同じ条件が適用されます。
- 同義語辞書は廃止されました。
こちらよりダウンロードできる移行ツールを起動すると、設定画面が表示されます。
- (ef)フォルダ:メディアファイルに「(ef)」が指定されている場合は、古いショートアイデアノートの実行ファイルパスを指定します。
- 変換元のファイル:古いショートアイデアノートで作成した拡張子.sinのファイルを指定します。
- 分割単位:カードデータを指定数値の件数単位でファイルに出力します。たとえば値が100の場合、250枚のカードがあるsinファイルは、3つのテキストファイルに分割されます。
- 外部ドライブ:それぞれの項目のドライブにあるメディアファイルのパスを変換します。外部ドライブの番号は、新しいショートアイデアノートでの「外部ストレージ」の番号に対応します。
「実行」ボタンを押すと、フォルダー選択ダイアログが表示されます。ここで任意のフォルダーを指定すると、テンプレートファイル(.sintpl)と、複数のJSON形式のテキストファイルが番号順に保存されます。
テンプレートファイルは、新しいショートアイデアノートのデータフォルダ(C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\ShortIdeaNote\ShortIdeaNote)にコピーすることで利用が可能になります。まずは、テンプレートエディタでこのファイルを開き、項目の順番や内容を調整しましょう。
データベースの作成より、編集しなおしたテンプレートファイルを読み込ませると、新しいデータベースの編集ができるようになります。
カードデータの追加はテキストインポートより行います。出力されたテキストファイルの内容を、順番にインポート画面にある入力欄に貼り付けていきます。
新しいショートアイデアノートにおける詳しい操作方法はアプリ内ヘルプをご参照ください。