格安RP2040開発ボードのフルカラーLEDをQMKで光らせる

light up cheap RP2040 dev board full color LEDs with QMK
 Raspberry Pi Picoには32bitマイコンである「RP2040」が搭載されていますが、このチップは単体でも販売されているため、ネットではこのチップを組み込んだ様々な開発ボードが販売されています。特に、「YD-RP2040」で検索することで見つかる開発ボードは、USB Type-C端子とフルカラーLEDが組み込まれているにもかかわらず、海外の通販サイトでは、Raspberry Pi Picoの半値程度で入手できます。
 この開発ボードに組み込まれているフルカラーLEDは「WS2812B」なので、QMKの標準ドライバーで任意の色に光らせることができます。

 RP2040向けのLEDドライバーは具体的な手順として、「rules.mk」にLEDの有効化を宣言します。
rules.mk
RGBLIGHT_ENABLE = yes 
WS2812_DRIVER = vendor
 次に「config.h」にて使用するピンを宣言します。今回テストに用いたボードではGPIO23にLEDが配線されているので、コード例はこのようになります。
config.h
#define RGBLED_NUM 1
#define RGB_DI_PIN GP23
 あとは、「rgblight_setrgb_at(r, g, b, 0);」のようなQMKの標準APIをプログラムから呼び出すだけです。
2022/10/29