Raspberry PiのGPIO延長ケーブル用チートシートを作ってみた
Cheat sheet for Raspberry Pi GPIO extension cable
Raspberry Piユーザーは周知の通り、電気信号を送るためのピンがあらかじめ用意されています。Raspberry Pi 2以降のモデルは基本的に40ピンで、定義もほぼ同一です。入門書を開くと、それぞれのピンがどのような役割を果たすかの一覧表がまず載っていますが、個人的には次の問題点がありました。
- SPIやI2C通信ができるピンでもGPIO番号しか載っていない、またはその逆のケースがある
- 電源投入直後で信号が通っている状態のピンがあるが、それに触れていないことがある(参考)
- GPIOケーブルで延長したとき、外部ケースのためやむを得ず配線の仕方を変更するとちょっと混乱する
以上の問題点をすべて解決してくれる一覧表が見つからなかったので、自分で作成することにしました。画像の左側が基盤のロゴの向きに対応した通常の配置、右側が延長ケーブルを使って配置の上下が入れ替わったときの一覧となります。ちなみに赤色の丸は電源投入直後では信号がHighになっていることを示しています。
また、
SVG形式もダウンロードできるようにしています。サイズを一般的なフラットケーブルの幅に合わせているので、InkscapeなどでL判用紙に印刷して切り取れば、GPIO延長ケーブルにそのまま貼り付けて使用できます。
これらの画像やデータは
TNKソフトウェアからの引用であることを紹介していただけるのであれば、自由に再配布していただいてかまいません。
2016/10/24