1個あたり約30円で引き出し用の丸棒ハンドルを自作してみた

パソコンの周辺機器やIotに挑戦しようと集めた電子工作の工具や部品が増えすぎ、保管する場所に困ってきたので、収納家具のDIYに挑戦しています。

安い合板をジグソーで切断して木工ビスと接着剤で組み合わせるだけというシンプルなものであるが故に、あまりコストはかけたくないのですが、一番お金がかかるのは板でも金具でもなく、引き出し用の取っ手ではないでしょうか。

100円均一のお店に売ってある取っ手はつまみ程度の大きさか、引き出しにふさわしいタイプでもなぜかアンティーク風のものしかないし、ホームセンターでは取っ手一つだけで300円はします。ネット通販なら1個100円までにはなるでしょうが、送料を加味するとやっぱりそれほど安くはありません。そこで、安い素材を組み合わせて丸棒ハンドルを作れないものかを試してみました。

用意した材料は以下の通り(価格は近所のホームセンターでの税抜き価格)。 【作り方】 長ネジを切断します。私の場合は折り曲げて板を突き通すことを考えて、幅8cmの取っ手を作る際は16cm単位でジグソーのステンレス用刃を使って切断しました。電動工具を使って切断すると、金属部分がかなり熱くなるので、切断したての棒や刃には決して触れないでください。

ビニルチューブをはさみで切って小分けします。幅8cmの取っ手なら4cm増やした12cmごとに切ります。

チューブに長ネジを通します。途中でつっかかるようであれば、ナットを回して押し込んでやるとうまくいきます。電動ドライバーを使えばなお早し。


塗装が良く乗るように、細かい紙やすりでチューブを白く濁るくらいにかけます。


ではこの長ネジを曲げます。ネットで調べると金属プレートでワイヤ曲げを作っている例を見かけたのですが、ネジ棒を曲げるには力不足だったので、次の方法で曲げました。

  1. 角材の端材に木工ドリルで穴を開けます。試行錯誤の末、角材の端に8mmの穴を開けました。
  2. 曲げたい箇所に印をつけ、穴に棒を突っ込み、当て板の上にのせたら力強く曲げます。てこの原理により、角材は長いほど小さい力で曲がります。
     
  3. ある程度曲がったら、角材の向きを逆にして、曲げ具合を微調整します。もし、中で棒が折れてしまったら、接着剤を流し込んでくっつけるとよいでしょう。


基礎が完成しました。手作業なので長さに多少の誤差がありますが気にしない。


これを不要な段ボールの切れ端に突き刺し


換気のいい場所でラッカースプレー(有機溶剤を含むものを使うと、チューブが溶けてべたついたり、ゴミがつきやすくなるので注意)を吹き付けて、好みの色に塗装します。ちなみに、私は引き出しを引くときに手が汚れるかもしれないと思い、取っ手の裏側はあえて塗装していませんでした。


あとは引き出しに6.5mmのドリルで穴を開け、乾ききった取っ手を通して、裏からM6ナットを使って締めて固定すれば完成です。
 


技術不足で色に少しムラができてしまいましたが、個人の趣味であれば十分な出来でしょう。もしこの記事を気に入っていただけたのであれば、今回の工作に使用したボッシュのジグソーリョービのドリルドライバーをアマゾンで買ってくださるとうれしいです。
2016年5月25日