アートブックを見ずして怒りのデス・ロードを観た気になるな

全編アクションという内容にもかかわらず、映像表現力の高さから数々の映画賞を受賞したジョージミラー監督の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。これだけ派手なアクションを実現できた理由の一つとして、文章での表現が非常に難しい脚本にあまり依存しなかったことがあります。そのため、ストーリーボード(絵コンテ)を中心にシナリオが作成され、それにともないコンセプトアートも膨大なものになりました。それらの画像を集めたのが「The Art Of MAD MAX FURY ROAD(メイキングオブ マッドマックス怒りのデス・ロード)」です。


主要人物や搭乗する武装車両の紹介はもちろん、フルカラーイラストや別角度からの写真などの情報が満載です。ただし、内容はストーリー進行に沿っており、ネタバレが含まれるため、まずはオリジナルの映画を観ることは必須条件です。


ちなみに、この本によると、「世界が崩壊したのにどうして車を走らせることができるのか」という疑問に対し、「近年に埋もれたショッピングモールが見つかり、新品同様の車が多数発掘された」ことや、「人食い男爵(後半に出てくる太った会計係)が世界で最後だと思われる油田を保有していたため」と解説されています。
2016年4月2日