Winnyなどのファイル共有ソフトを介して感染していくタイプのウイルスの開発者が逮捕されたと、新聞やテレビで話題になっているので、個人的な感想を、ぶつ切りではあるが書き連ねていきたいと思う。
周りに人に「こんなの(ウイルス)を作っている」と公言していたり、感染したパソコンから回収したデータを自前のサーバーにアップロードさせるなど、足が付く行動が多かったため、今回の逮捕につながったといわれている。ただ、ウイルスの開発者は、せいぜい月給の一部を開発費につぎ込める程度に比べ、多くの税金を投入できる警察側が圧倒的に有利なので、警察が本気になれば、多少の偽装・隠蔽を行ったところで意味はないだろう。開発者はそれを見越し、あえてお金のかかる余計な隠蔽対策をしていなかったのかもしれない。
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そういったウイルスに比べれば、原田ウイルスはディスクやパソコン自体が壊れることはないという理由から器物損壊罪は見送られ、ウイルスに感染されたパソコンで無許可アニメが表示されるのを根拠にした、刑事訴訟だけなら懲役刑になることはあまりない罪「著作権法違反」で逮捕せざるを得なかったと警察関係者は説明している。
しかしながら、器物損壊は「そのものの本来の機能を失わせる」行為に適用される(例えば他人の録画したテレビ番組が収録されているビデオテープを勝手に上書きすることも器物損壊に当たる)。だから、私は「作者にはデータを破壊する意志があった」とみなして、将来器物損壊を加える可能性は十分に高いだろう。
話は少しずれるが、原田ウイルスの感染被害に遭うのはえてして、セキュリティ意識が低い人である。注意力が少ないため、自ら暗に「P2Pで著作権侵害していますよ」といってしまい、インターネットでたたかれた人は枚挙にいとまがない。「これが私のデスクトップです」と、インターネットで公開したパソコン画面のスクリーンショットに「笑い男」のアイコンが映っていたなんてことにならないように。




